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マンジャロの効果と副作用について|痩せる仕組み・効果の目安・注意すべき症状を解説

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マンジャロは、血糖値を下げるだけでなく、食欲を抑えて体重を減らす働きもある注射薬です。一方で、吐き気・下痢・便秘などの副作用が起こることがあります。

まれに、激しい腹痛や脱水など、早急な受診が必要な症状が出る場合もあります。

食欲が抑えられて無理なく食事量が減ることと、副作用で食べられなくなることは違います。つらさを我慢しても、効果が高まるわけではありません。

日本でマンジャロが承認されているのは、2型糖尿病の治療です。美容・ダイエット目的で使う場合は適応外使用となり、自由診療です。健康な人が「少し痩せたい」という理由だけで、気軽に使う薬ではありません。

痩せる仕組みや体重変化の目安に加え、副作用への対処法と受診すべき症状を解説します。後半では、オンラインで相談できる3つの診療サービスも紹介します。

目次

マンジャロの効果と副作用を先に整理

知りたいこと ポイント
どんな薬? 有効成分はチルゼパチド。週1回注射する2型糖尿病治療薬
主な効果は? 血糖値を下げ、食欲や食事量に働きかけて体重減少を促す
すぐに痩せる? 体重の減り方には個人差があり、何日で何kg減るかは決まっていない
よくある副作用は? 吐き気、嘔吐、下痢、便秘、腹痛、胃もたれなど
受診が必要な症状は? 激しい腹痛、繰り返す嘔吐、息苦しさ、意識の異常など
副作用がないと効かない? 副作用がなくても効果は出る。強さと効果は一致しない

激しい腹痛が続く、何度も吐くといった症状がある人は、次の予約を待たずに受診してください。息苦しい、喉が腫れる、意識がはっきりしない場合は、119番で救急車を呼んでください。

マンジャロの効果は?血糖・食欲・体重に分けて解説

血糖値が高いときに、インスリンの働きを助ける

マンジャロは「GIP」と「GLP-1」という2種類のホルモンの受容体に働きかけます。受容体とは、体内でホルモンの指令を受け取る部分です。

血糖値が高いときにインスリンの分泌を促し、その働きを助けることで血糖値を下げます。また、血糖値を上げるグルカゴンというホルモンの分泌にも作用します。

ただし、糖尿病そのものを治す薬ではありません。2型糖尿病の治療では、食事・運動療法と合わせて使い、血糖値やHbA1cを確認します。HbA1cは、過去1〜2か月の血糖の状態を示す数値です。

食欲を抑え、食べ過ぎを減らす

空腹を感じにくくなり、少ない食事でも満足しやすくなります。その結果、食べる量が減り、体重減少につながります。

胃の中の食べ物が腸へ移動する速度を遅くする作用もあります。満腹感が続きやすくなる一方で、胃もたれや吐き気の原因にもなります。

ただし、注射した部分の脂肪だけが落ちるわけではありません。また、食事内容を変えずに、誰でも必ず痩せる薬でもありません。

体重はどれくらい減る?臨床試験の結果

臨床試験「SURMOUNT-1」では、糖尿病のない肥満の成人や、体重に関連する病気がある過体重の成人2,539人を対象に、72週間の体重変化を調べました。

対象となったのは、BMI30以上、またはBMI27以上で体重に関連する病気がある人です。平均体重は104.8kg、平均BMIは38.0。参加者は食事・運動の指導も受けていました。

週1回の投与量 72週後の平均体重変化
チルゼパチド5mg 15.0%減少
チルゼパチド10mg 19.5%減少
チルゼパチド15mg 20.9%減少
プラセボ(有効成分なし) 3.1%減少

※段階的に増量する期間を含む72週間(約1年4か月)の結果です。2.5mgを1か月使った結果ではありません。

この数値は、標準体重の人や短期間の使用にはそのまま当てはまりません。「誰でも20%痩せる」「5mgを1か月使えば15%減る」という意味ではありません。

この試験で体重減少が確認されても、日本でマンジャロがダイエット薬として承認されたわけではありません。同じ成分の「ゼップバウンド」は肥満症の治療薬ですが、使用できる人には条件があります。

効果はいつから?最初の1か月に見るべき変化

食欲だけでなく、数週間の体重変化を見る

食欲を感じにくくなる時期も、体重が減り始める時期も人それぞれです。注射直後の感覚だけで、効いているかどうかを決めないようにしましょう。

体重は、食事や水分、排便の影響でも増減します。同じ時間帯・条件で測り、食事量と体調も記録しておくと、診察で伝えやすくなります。

ただし、下痢や嘔吐が続いて体重が急に減った場合は注意が必要です。脂肪ではなく、体内の水分が減っている可能性があります。

2.5mgは開始用量。焦って増やさない

2型糖尿病の承認用法では、週1回2.5mgから始め、4週間の投与後に週1回5mgへ増量します。その後の用量も、効果や副作用を確認しながら医師が調整します。

これは「早く痩せるための増量方法」ではありません。吐き気などがつらければ、医師が増量を遅らせたり、用量を見直したりします。

最初の数回で体重があまり減らなくても、自分で本数を増やしたり、注射の間隔を短くしたり、高用量に切り替えたりしないでください。

副作用がなくても効果は出る?

吐き気や下痢は、薬が効いている証拠ではありません。臨床試験の追加解析では、こうした副作用がない人にも体重減少が認められています。

必要な食事と水分を取りながら、無理なく治療を続けることが大切です。「吐くほど食べられないから順調」と考えないでください。

診察では「空腹を感じない」だけでなく、実際に食べた量や飲んだ水分の量も伝えてください。医師が用量を判断する材料になります。

よくある副作用と、負担を減らす対処法

マンジャロの副作用では、吐き気や便秘など、胃腸の不調がよく見られます。軽い症状でも長引く場合や、日常生活に支障が出る場合は処方元に相談してください。

症状 症状が軽い場合の対処法
吐き気・胃もたれ 食事を小分けにし、脂っこいものを控える
嘔吐 水分を少しずつ取る。繰り返す場合は受診する
下痢 こまめに水分を補給。長引く・ふらつく場合は相談する
便秘 水分や食事を見直す。続く場合は医師に相談する
腹痛・お腹の張り 症状を記録する。強い痛みや長引く痛みは受診する
注射部位の赤み・かゆみ 毎回注射位置をずらす。腫れや赤みが続けば相談する
だるさ・疲労感 食事と水分の不足を確認。強い場合は受診する

※表は症状が軽い場合の対処法です。強い腹痛や水分が取れない状態なら、自宅で様子を見ずに受診してください。

吐き気があるときは「少量ずつ」が基本

普段どおりの量を一度に食べると、胃が重くなることがあります。まずは少なめに盛り付け、満腹になったら無理に食べ切らないでください。

揚げ物など脂っこい食事を控え、おかゆやごはんなど食べやすいものを少しずつ取ります。ただし、食欲がないからといって、ほとんど食べない状態を続けないでください。

吐き気止めが必要なら、医師や薬剤師に相談してください。市販薬で症状を抑えながら自己判断で増量するのは避けましょう。

便秘・下痢で注意したい脱水と腹痛

食事量が減ると便の量も少なくなり、水分不足にもなりがちです。軽い便秘なら、水分や食事の取り方を見直し、体調がよければ散歩などで体を動かしましょう。

強い腹痛やお腹の張りがあり、便もおならも出ない場合や、嘔吐を伴う場合は受診が必要です。単なる便秘だと決めつけて、下剤を追加しないでください。

下痢や嘔吐が続くと脱水になり、腎臓にも負担がかかります。飲んでも吐く、尿が減る、立つとふらつくといった症状が出たら、早急に受診してください。

心臓や腎臓の病気で水分を制限されている人は、自己判断で飲む量を増やさず、担当医に確認してください。

副作用はいつまで続く?つらさを我慢しない

臨床試験では、増量時に吐き気や下痢などが起こりやすく、多くは軽度から中等度でした。ただし、症状の強さや続く期間には個人差があります。

「何日で治る」とは決められません。食事や水分が取れない、仕事や家事に支障が出る、症状が悪化するといった場合は、我慢せず相談してください。

次の注射日にも症状が残っているなら、打つ前に処方医へ連絡してください。強い症状があるときは、次回の投与日を待たずに受診しましょう。

すぐに受診すべき副作用と危険な症状

急性膵炎、胆のう・胆管の病気、腸閉塞(イレウス)、重いアレルギー反応、低血糖などには注意が必要です。症状だけで病名を決めつけず、医療機関で原因を調べてもらってください。

気になる症状 疑われる病気・対応
続く激痛・背中の痛み・嘔吐 急性膵炎など。使用を中止し、すぐ受診
右上腹部の痛み・発熱・黄疸 胆のう炎・胆管炎など。速やかに受診
強い腹部膨満・便もガスも出ない 腸閉塞など。使用を中止し、すぐ受診
息苦しさ・喉の腫れ・意識の異常 重いアレルギーなど。119番で救急要請
冷や汗・手の震え・動悸 低血糖の可能性。飲み込めれば糖分を補い、医療機関に連絡
水分が取れない・尿が少ない・ふらつく 脱水や腎機能の悪化など。早急に受診

症状が重いときは、オンライン診療の返信や予約を待たず、救急外来などで対面診療を受けてください。薬の名前・用量・最後に注射した日時を伝えると、診察に役立ちます。

低血糖の起こりやすさは、併用薬や食事量で変わる

マンジャロは単独では低血糖を起こしにくい薬ですが、絶対に起こらないわけではありません。

インスリンや一部の糖尿病薬を併用している人、食事量が極端に少ない人、飲酒量が多い人は注意が必要です。使用している糖尿病の薬は、すべて医師に伝えてください。

低血糖が疑われ、意識がはっきりしていて飲み込める場合は、ブドウ糖などで糖分を補います。α-グルコシダーゼ阻害薬を併用している人は、砂糖ではなくブドウ糖が必要です。

意識がもうろうとしている、けいれんしている、飲み込めない場合は119番へ。無理に飲食させると窒息する危険があります。

急な見え方の変化も放置しない

糖尿病がある人は、血糖値が急に改善すると網膜症が悪化することがあります。見え方に変化が出たら、眼科や処方医に相談してください。

GLP-1受容体作動薬について、視神経の血流障害との関連を示唆する報告もあります。ただし、薬との因果関係は明らかではありません。突然見えにくくなる、視野の一部が欠けるといった症状が出たら、速やかに眼科を受診してください。

使用できない人・始める前に相談が必要な人

妊娠中や1型糖尿病などでは使用しない

成分にアレルギーがある人、1型糖尿病の人、糖尿病性ケトアシドーシスや糖尿病性の昏睡・前昏睡がある人には使えません。重い感染症や緊急手術が必要な場合にも適しません。

妊娠中や妊娠している可能性がある人も使用できません。治療中に妊娠が分かったら、使用を中止して処方医と産婦人科に連絡してください。糖尿病で治療中なら、代わりの治療が必要です。

標準体重や低体重の人が、見た目を細くするためだけに使うのも避けてください。薬が必要かどうかは、体格だけでなく健康状態も踏まえて医師が判断します。

過去の病気・手術・服用薬を伝える

確認項目 医師に伝えること
胃腸・膵臓・胆のうの病気 膵炎、胆石、胃の動きが悪い病気、腸閉塞、腹部手術の経験
糖尿病・腎臓・目の状態 糖尿病薬、低血糖の経験、腎臓の病気、糖尿病網膜症
甲状腺の病歴・家族歴 甲状腺髄様がん、多発性内分泌腫瘍症2型の病歴や家族歴
妊娠・授乳・避妊 妊娠の可能性・希望、授乳、ピルの使用
服用薬・手術の予定 他のGLP-1関連薬、ワルファリン、手術や鎮静を使う検査

表の項目に当てはまる人が、すべて使用禁止というわけではありません。病気の種類や程度によって、処方の可否や検査の必要性が変わります。お薬手帳や健診結果を用意しておきましょう。

動物実験では、甲状腺の特定の細胞に腫瘍ができた報告があります。ただし、人でも必ず甲状腺がんになると確認されたわけではありません。本人や家族の病歴は、医師に正確に伝えてください。

妊娠を考えている人・ピルを使っている人の注意点

妊娠する可能性がある人は、使用中と最終投与後1か月間は避妊してください。妊娠を希望するなら、事前に処方医と中止する時期を相談しましょう。

マンジャロは胃の動きを遅くするため、開始直後や増量直後には飲む避妊薬の効果が下がるおそれがあります。ピルを服用している人は、コンドームの併用など、必要な対策と期間を医師に確認してください。

授乳中は、母乳への移行や赤ちゃんへの影響も考えて治療方針を決めます。ダイエット目的で自己判断の使用を始めないでください。

手術・胃カメラの予定があれば必ず伝える

全身麻酔や深い鎮静を伴う処置では、胃に残った食べ物や液体が気道に入る危険があります。絶食の指示を守っていても、胃の動きを遅くする薬を使っていることを伝えてください。

手術や鎮静を使った胃カメラの予定がある人は、マンジャロの使用状況と最後に注射した日を担当医に伝えてください。休薬の必要性や時期は、処方医と処置を行う医師が判断します。

効果を確認するときは、体重だけを見ない

食事と筋力を保ちながら経過を見る

体重が減っても、ほとんど食べられず、強い疲労感や筋力低下が出るなら、治療を見直す必要があります。減量中は脂肪だけでなく筋肉も減ることがあるため、栄養不足に注意してください。

食べられる量に合わせ、魚・肉・卵・大豆製品などからたんぱく質を取りましょう。体調に合った筋力トレーニングや日常の運動も、筋肉の維持に役立ちます。腎臓の病気がある人は、食事内容を担当医に相談してください。

診察前に「注射日と用量」「食べた量」「吐き気や便通」「体重の推移」をメモしておくと、医師に体調を伝えやすくなります。

やめた後の体重管理も、開始時から考える

臨床試験「SURMOUNT-4」では、チルゼパチドを中止した人に体重が戻る傾向が見られました。薬をやめても、そのまま体重を維持できるとは限りません。

体重が戻るのは、本人の意思が弱いからとは限りません。治療を始める段階から、中止後の食事・運動・通院についても考えておきましょう。

中止や用量の変更は医師と相談してください。「少しずつ減らせば必ずリバウンドしない」「一生やめられない」と決めつけることもできません。糖尿病の人は、中止後も血糖管理が必要です。

マンジャロの効果と副作用に関するよくある質問

注射する場所によって、痩せる場所は変わる?

変わりません。お腹に打っても、そこだけ脂肪が落ちるわけではありません。指定された部位に注射し、毎回少しずつ位置をずらしてください。

打ち忘れたら、2本まとめて使ってもよい?

2本まとめて使わないでください。承認された用法では、次の注射予定まで72時間以上ある場合に、気づいた時点で投与します。72時間未満ならその回は見送り、次の予定日に打ちます。

前回打った日や次の予定日が分からないときは、処方医や薬剤師に確認してください。長く中断した後も、以前と同じ用量で再開せず、医師に相談しましょう。

リベルサスや別の注射薬を一緒に使えば効果が上がる?

自己判断で併用しないでください。特に同じチルゼパチドを含むゼップバウンドとの併用はできません。他のGLP-1関連薬から切り替える場合も、最後に使った日と用量を医師に伝えてください。

副作用が怖いので、最初から市販の吐き気止めを飲んでよい?

事前に医師や薬剤師へ相談してください。吐き気には用量調整が必要なケースもあり、別の病気が原因のこともあります。症状を薬で隠して使い続けないようにしてください。

美容目的でも、重い副作用が出たら公的な補償を受けられる?

医薬品副作用被害救済制度には、薬を適正に使ったことなどの条件があります。美容・ダイエット目的の適応外使用では、救済給付の対象にならない可能性が非常に高くなります。

「医師に処方されたから必ず補償される」とは考えないでください。

オンラインで相談できる3つの診療サービス

使うか迷ったら、まずは医師に治療の必要性を相談してください。オンライン診療でも、診察の結果によっては処方されないことがあります。

DMMオンラインクリニック

DMMオンラインクリニックでは、提携医療機関の医師による診察をオンラインで受けられます。マンジャロには単月プランと「らくらく定期便」があります。

複数月の定期便を考える場合も、まず薬が体に合うかを確認することが大切です。使用期間や用量は、医師と相談して決めてください。

※自由診療

まんじろう

まんじろうは、LINEで予約や診察前の相談ができるメディカルダイエットのオンライン診療サービスです。

提携医療機関はmarch clinicです。診察では、注射の使い方や副作用が出たときの連絡先、定期配送の停止方法を確認しておきましょう。

※自由診療

クリニックフォア

クリニックフォアは、スマホやパソコンからマンジャロのオンライン診療を受けられます。医師の診察で処方が決まれば、薬が配送されます。

体重の希望だけでなく、持病、服用中の薬、副作用への不安も診察で伝えてください。薬や用量を自分で決めず、治療が必要かどうかから相談しましょう。

※自由診療

 

どのサービスでも、美容・ダイエット目的でマンジャロを使う場合は適応外の自由診療です。申し込む前に薬代、診察料、送料、定期配送の条件を確認してください。

SNSやフリマで入手した薬には、偽造品や品質が劣化したものが混じるリスクがあります。必ず医師の診察を受け、医療機関や薬局を通じて処方された薬を使ってください。

まとめ|効果の強さより、無理なく治療を続けられるかが大切

マンジャロは血糖値を下げる薬で、食欲や食事量を減らす働きもあります。ただし、体重の減り方には個人差があり、臨床試験の数字が誰にでも当てはまるわけではありません。

吐き気・下痢・便秘などの副作用が起こる場合もあります。水分が取れない、激しい腹痛が続くときは、我慢せずすぐに受診してください。

使用を検討するなら、DMMオンラインクリニック、まんじろう、クリニックフォアなどで、治療の必要性と副作用が出たときの対応を相談しましょう。医師の判断のもと、体調を確認しながら進めることが大切です。

※この記事は一般的な医療情報です。処方や用量の変更、中止・再開は、医師の指示に従ってください。重い症状があるときは投与を続けず、速やかに受診してください。

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